Crea Orrery FAQ
1. カスタムアクションの作り方 |
■本項目に対応するには .NET Framework
の開発知識が必要です。 1. Visual Studio でクラスライブラリ(.dll)の新しいプロジェクトを作成します(開発言語は問いません)。 2. Public なブール型の Do メソッドを作成します。アクションが成功した場合は true を、失敗した場合は false を返すようにしてください。 3. コンパイルし、クラスライブラリを作成します。ファイル名は任意で構いません。 4. %ProgramData%\Crea\Crea Orrery\action に作成したクラスライブラリを配置します。(Windows XP や Windows Server 2003 では %ProgramData% は All Users のフォルダーになります。) 5. カスタムアクションが Passive アクションの場合は、動作させたい監視対象サーバーの上記 action フォルダーにも同じクラスライブラリを配置します。 6. 監視マネージャーにカスタムアクションが表示されるようになりますので、監視対象サーバーにドロップします。 7. DLL 名には作成したクラスライブラリを指定します。名前空間とクラス名にはクラスライブラリの名前空間とクラス名を namespace.class という形の文字列で指定します。他の項目についても設定をし、保存します。 8. 以上で終了です。しばらくすると定義されたカスタムアクションが動作し始めます。 |
2. カスタムリカバリーの作り方 |
■本項目に対応するには .NET Framework
の開発知識が必要です。 1. Visual Studio でクラスライブラリ(.dll)の新しいプロジェクトを作成します(開発言語は問いません)。 2. Public なブール型の Recover メソッドを作成します。リカバリーが成功した場合は true を、失敗した場合は false を返すようにしてください。 3. コンパイルし、クラスライブラリを作成します。ファイル名は任意で構いません。 4. 監視対象サーバーの %ProgramData%\Crea\Crea Orrery\recovery に作成したクラスライブラリを配置します。(Windows XP や Windows Server 2003 では %ProgramData% は All Users のフォルダーになります。) 5. 監視マネージャーでカスタムリカバリーを指定します。 6. DLL 名には作成したクラスライブラリを指定します。名前空間とクラス名にはクラスライブラリの名前空間とクラス名を namespace.class という形の文字列で指定します。設定を保存します。 7. 以上で終了です。アラートが発生すると定義されたカスタムリカバリーが動作します。 |
3. Passive アクションの結果が返ってきません。どうしてですか? |
Watchdog Passive サービスをインストールしたのに結果が返ってこない場合、2つの理由が考えられます。 1つは、Watchdog サービスや Watchdog Passive サービスに関して、ファイアウォールが通信を遮断している可能性があります。各サーバーのネットワークの状態を確認してみてください。 もう1つは、アクション情報が Watchdog Passive サービス側に届いていない可能性があります。監視マネージャーで何らかの設定変更を行い、設定の上書きを行ってみてください。 |